田口オンライン看板

《 研修開催レポート 》

7月2日(土)、オンライン研修『受講者の集中力を落とさない「伝わるオンライン研修の仕方!」(講師/田口秀治)』を開催しました。

オンライン研修はついパワーポイントのプレゼンテーションに頼りがちです。ですが、「他にもこんな方法ありますよ」と9つのオンライン研修実施方法をご紹介して、自分に合うものをチョイス、またはミックスしてくださいねという研修でした。

「伝わる」オンライン研修とは「講師の創意工夫」と「便利な機材」の組み合わせ、と私たちは考えています。

今回の研修も

・元ギター小僧でガジェット(道具、仕掛け)大好き

・トレーニングを受けたベテラン企業研修講師

という多面性を持つ田口先生だからこそ成り立ったものでした。

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特に、受講者が誰もいないスタジオで、あたかも受講者が眼前にいるかのような、リアル研修そのままの語り口やジェスチャー。

質問を投げかけてから次に口を開くまでの「間」が、オンライン研修ならではの「間」という感じで絶妙でした。

これからも田口先生に登壇していただく機会があります。ご期待ください。

佐々木

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なぜ、オンライン研修では、受講者は集中力が下がり、離脱しやすいのか?

新型コロナウイルスの影響により、オンライン研修は急速に普及しました。しかし、オンライン研修の欠点として以下の様なものがあげられます。

・受講者の集中力が落ちやすい

・受講者が離脱しやすい

・講師のエネルギーや言動が受講者に伝わりにくい

・講師と受講者の人間関係が構築しづらい

・講師との関係から研修内容に興味を持たせることが難しい

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この様な現象は、複数の要因が影響していると思われます。その中で、コミュニケーションの情報伝達の仕方が大きな要因の1つとしてあげられるでしょう。

オンライン研修は、リアル研修と比べて、コミュニケーションの情報伝達において、以下の様に劣っています。

・情報伝達の種類が視覚と聴覚のみとなる

・視覚情報は画面に映せる範囲内のみになる

・情報の質が落ちる・劣化する

・情報の伝達に、タイムラグがある(時間がかかったり、切れたりする)

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しかも、ZOOMなどのWeb会議サービスをベースに、PowerPoint(パワーポイント)などのプレゼンテーションソフトを活用したものが、主流となっています。それは、紙芝居の様に、文字と図が全面に表示され、それに合わせて講師の声が聞こえてくるものです。

もちろん、講師も映ります。しかし、椅子に座ってパソコンを操作している講師の顔が小さく映っているだけです。

画面イメージ
画面イメージ

紙芝居は、人を夢中にさせる物語、話し手の話し方、絵があってのもの。しかし、オンライン研修には、それに相当するものがあるのでしょうか?

アナウンサーやYouTuberがやっていること!

ところで、テレビやインターネットなど、他のメディアはどうでしょうか?

例えば、NHKのニュースにおけるアナウンサー。

重要なポイントを示すスライドや図をテレビ画面全体に表示をしません。

アナウンサーの全身が映って、ジェスチャーを交えながら、スライドや図を使って説明をしています。

NHK「おはBIZ」より
https://www3.nhk.or.jp/news/contents/ohabiz/
NHK「おはBIZ」より https://www3.nhk.or.jp/news/contents/ohabiz/
NHK「おはBIZ」より
https://www3.nhk.or.jp/news/contents/ohabiz/
NHK「おはBIZ」より https://www3.nhk.or.jp/news/contents/ohabiz/

そして、YouTubeにおけるユーチューバー。

ユーチューバーの全身が映って、ジェスチャーを交えながら、話をしています。

ところどころ、テロップ・図・絵などが表示されますが、メインはユーチューバーです。

中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITYより
中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITYより
メンタリスト DaiGoより
メンタリスト DaiGoより

それらに対して、なぜ、オンライン研修は、スライド表示がメインのものばかりなのでしょうか? 言語情報を単純に伝えるだけで、いいのでしょうか?

椅子に座ってPCを操作しながら説明する言葉に伝える力はどれだけあるのか?

人のコミュニケーションには、以下の2種類のものがあります。

・言語コミュニケーション

・非言語コミュニケーション

 

言語とは、音声や文字・記号を連ねて、意味を表すもの。

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非言語とは、言葉以外の手段を用いたもの。具体的には、顔の表情、視線、身振り、手振り、体の姿勢、話しぶりなどです。

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「目は口ほどにものをいう」という諺があるように、言語よりも非言語のほうが、重要な役割を担っていることもあります。

つまり、人に何かを伝える時には、以下のことを意識することが重要といえるでしょう。

・言語と非言語の両方を扱うこと

・言語と非言語を一致させること

・言語と非言語は互いに影響を及ぼしあうこと

 

この様に、椅子に座ってPCを操作しながら説明する言葉に伝える力がどれだけあるのでしょうか?

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自然なコミュニケーションを活かしたオンライン研修の仕方!

この研修では、講師の全身(半身)を映して、身振り・手振りのジェスチャーを交えながら行うオンライン研修の仕方を解説します。

極力、講師がPCの前に座って、マウスを操作しながらパワーポイントの内容を説明をする方法を減らす工夫をします。

具体的には、

・講師の表情、全身・半身を大きく映す

・話す内容(言語)に表情とジェスチャー(身振り手振り)を交える

・表情とジェスチャーに合わせた伝わる話し方をする

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例えば、「ポイントは3つです!」と、白板を示しながら説明をする。

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「ここは重要です!」とジェスチャーを交えながら、力を込めて言う。

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この様に、パワーポイントのスライドだけに頼らない、自然なコミュニケーションを活用した方法です。

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しかし、オンライン研修は、ZOOMなどのWeb会議サービスを使うため、環境的な制約があります。

そこで、創意工夫とオンライン技術の駆使によって、より自然なコミュニケーションで伝わるオンライン研修を行うためのコツをお伝えします。

研修について

■ 実施方法

ZOOMを使ったオンライン研修

田口さん

■ 講師

田口 秀治

日本心理学会認定 認定心理士

略歴:1979年より、建設関連企業で社業全般を経験しながら、コンピューター基幹システム構築責任者となる。後に代表取締役に就任。その間、心理療法を学びコンサルタント企業の専任講師となる。2003年、同建設関連企業を譲渡。コンサルタント企業「As Progressive」設立。現在に至る。

2020年より、オンライン及びハイブリッド研修の配信オペレーションに携わり、また配信責任者及び講師として業務に当たる。その数60回以上。現在、多くの機材・PCを保有し、依頼現場に合わせた配信サポート、PCサポート、ノウハウの指導・講義、他それらに関する事業に携わっている。

■ 開催日程

2022年 7月2日(土)13:00~15:00(2時間)

■ プログラム

1.導入

2.オンライン研修は立ってやる? 座ってやる?

3.それぞれのメリットとデメリット

4.デメリットを機材の工夫で克服する

5.スタッフサポート有りか? ワンオペか?

6.使用する機材・環境によって出来ることが違ってくる

7.機材紹介、事例紹介、質疑応答など

※ このオンライン研修はどなたでも受講できます。
※ 間に休憩をはさみます。
※ よりよい体験をしていただくために、内容は変更、追加される場合があります。
※ 研修(メインルーム)を録画します。研修当日に受講できなかった場合にも、一定期間視聴が可能です。

お申し込みについて

■ 受講料

3,300円(税込)

*紹介・お試し研修参加費です

紹介・お試し研修とは、扱うテーマ・内容の普及を目的としたもので、従来の研修と同様に、テーマ・内容の理解や学習を、お試しで体験できる研修です。
そのため、従来の研修受講料より低価格に設定しております。

■ お申し込みから研修受講までの流れ

ステップ1:お申込み

・ページ下部の【お買い物カゴに追加】ボタンをクリックしてお申込みください。

ステップ2:受付完了メール

・自動返信にて、受付メールをお送りいたします。

メールが届かない場合は、迷惑メールとして振り分けられていないかご確認ください。

それでもメールが見つからない場合は、<お問い合わせフォーム>からご連絡ください。

・その後、クレジットカード決済もしくは銀行へのご入金を確認次第、改めて受付完了メールをお送りします。

ZOOMの簡単な操作方法や接続テストの方法も記載しています。

ステップ3:研修受講時

・受講料をご入金済みの方には、研修の数日前に開催直前のご案内をメールでお送りします。

ZOOMミーティングルームのURLを記載していますので、研修当日まで保存しておいてください。

■ 受講に必要なもの

1.PCまたはスマートフォン/タブレット
2.インターネット接続環境
3.マイクとスピーカー(内蔵/外付け)
4.ウェブカメラ(内蔵/外付け)
5.ブラウザ(Chrome、Firefox等)
6.オンライン会議ツール「ZOOM」

■ ZOOMについて

ZOOMは誰でも簡単に利用できるオンライン会議ツールです。ZOOMアプリをインストールしていない方は、下記URLからダウンロードしてください。

パソコン(Windows/Mac)
「ミーティング用Zoomクライアント」
https://zoom.us/download#client_4meeting

スマートフォンやタブレット
「Zoomモバイルアプリ」
https://zoom.us/download#mobile_app

 

※オンライン研修受講に必要な簡単な操作方法はこちら

パソコン(Windows/Mac)
https://www.iryos.co.jp/zoomoperationpc/

スマートフォンやタブレット
https://www.iryos.co.jp/zoomoperationmo/

■ お支払方法

「クレジットカード決済」または「銀行振込」がご利用いただけます。

【クレジットカード決済】

【銀行振込】

指定の口座までお振込みください。
(お申し込み時の自動返信メールでも振込先口座をご案内いたします)

住信SBIネット銀行 法人第一支店(店番106)
口座番号:(普通)1429218
口座名義:株式会社チーム医療ラーニングS

※銀行振込手数料は各自ご負担下さい。

■ キャンセル締め切りに関して

ご入金後にキャンセルされる場合、必ず事前にご連絡をお願いします。
開催7日前までのご連絡は返金手数料【本体 1,000円+消費税】を差し引き残金をご返金します。
この期日を過ぎた場合は、受講料のご返金は致しかねますので、代理の方のご出席をお願いいたします。

■ 領収書の発行に関して

ご入金済みの研修は、お客様ご自身で領収書を発行することができます。詳しくは>こちら<をご覧ください。

■ 開催の中止に関して

受講者が最少催行人数に達しない場合、本研修を延期または中止します。

■ 注意事項

1.守秘義務を守り、オンライン研修で知り得た個人情報を第三者に漏洩することを固く禁じます。
2.録画・録音・撮影・転載は固くお断りいたします。
3.オンライン研修の受講に必要な情報(URL、ID、パスワード等)が第三者に漏洩しないようご注意ください。
4.十分なウイルス対策がなされている端末を使用してください。
5.不特定多数が利用可能な公衆無線LANは使用しないでください。
6.自室などのプライバシーが守られる安全かつ適切な環境で受講してください。
7.必要通信環境は、1.5Mbps/1.5Mbps以上(上り/下り)です。

■ 免責事項

研修当日、通信障害、断線、サーバーダウンなど、不慮の事態等にて配信ができない場合は、以下の対応を取ります。

お客様の通信トラブルにより受講できなかった場合

→次回日程への振り替えや、研修を録画していた場合はその動画をご視聴いただきます。受講料のご返金は致しかねますのでご了承ください。

講師、運営者側の通信トラブルにより受講できなかった場合

→次回日程への振り替え等、可能な限りの対応をいたします。

この研修は 主催:株式会社チーム医療ラーニングS、共催:株式会社チーム医療ラーニング で開催します。

お申込み時には、お客様のチーム医療ラーニングのアカウント情報をそのままご利用いただけます。

※クレジットカード情報は改めてご入力ください。

¥3,300 (税込)

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