オンライン研修における受講者の2つの志向!-その1 ヘビー志向とライト志向とは?
我々は、オンライン研修において、受講者には2つの志向があると考えています。
講師はこのことを理解していないと、研修で提供する内容と受講者の志向が不一致になってしまいます。つまり、受講者に不満を感じさせてしまうのです。
そこで、今回は「オンライン研修における受講者の2つの志向!-その1 ヘビー志向とライト志向とは?」についてご紹介します。
講師は、受講者の志向を理解しておくことで、それにあった研修内容を準備することができるでしょう。
ヘビー志向とは、ヘビーな気持ちで研修を受けようとする心持です。
ヘビー志向の意識の傾向として、以下の様なものがあります。
・積極的に学びたい
・発言、話がしたい
・体験的に学びたい
・人との交流、グループワークがしたい
・期待度が高い
・カメラやマイクのONに抵抗感が低い
受講者が、上記の様になる背景には、実施する研修にある傾向があります。
例えば、以下のいずれかの要素が含まれていると考えています。
・クローズド研修(対象者に制限)
・内容が内面的(自分自身について)
例:目標の設定、自己理解など
・長時間、複数回数
・高額
ライト志向とは、ライトな気持ちで研修を受けようとする心持です。
ライト志向の意識の傾向として、以下の様なものがあります。
・気楽に学びたい
・聞くだけでよい(発言したくない)
・情報だけ得られればよい
・人との交流、グループワークはしたくない
・期待度がやや低い
・カメラやマイクはONにしたくない
受講者が、上記の様になる背景には、実施する研修にある傾向があります。
例えば、以下のいずれかの要素が含まれていると考えています。
・オープン研修 (対象者に制限がない)
・内容が外面的(外のものを自分に取り入れる)
例:知識・スキルの習得、情報収集など
・短時間、単発
・低額
例:無料セミナー、入門・初級編など
▼ メールニュースご登録のおすすめ
今回のブログはいかがでしたか?
もし今後もご笑覧いただけるのでしたら、弊社のメールニュースをご登録ください。月イチで最新ブログ情報をお届けします。
https://www.iryos.co.jp/mailnews/
※ 研修関連(研修実施者/受講者サポート)に☑してください。
川辺 晶弘
▼所属:株式会社チーム医療ラーニングS / 株式会社チーム医療ラーニング
▼資格:公認心理師 / 産業カウンセラー / ICC認定国際コーチ / ICNLP認定NLPトレーナー
▼略歴:1996年より、IT関連会社にて、法人業務支援ソフトウエアの導入・指導・営業業務など、社内において新入社員や部下の教育・指導・相談業務などを行う。2007年より、教育研修会社にて、働く人のメンタルヘルス支援業務、心理療法・コミュニケーション分野の研修の企画・開催、教材の制作業務などを行う。その間、国内外の一流心理療法家の技能と研修ノウハウを学び、現在に至る。