マッチするのはこれ! 研修の「実施方法」と「内容」の相性は? その5-リアル研修・実習②編
研修の実施方法は、大きく分けて3つあります。
「リアル研修」「オンライン研修」「オンライン動画」です。
そして、各実施方法ごとにメリットとデメリットがあります。
あなたが講師や主催者で、提供したい研修内容が決まっているなら、相性がよい実施方法はどれでしょうか?
逆に、既に実施方法が決まっているなら、相性が良い研修内容はどれでしょうか?
そこで、今回は「マッチするのはこれ! 研修の「実施方法」と「内容」の相性は? その5-リアル研修・実習②編」をご紹介します。
相性の良い実施方法と内容をマッチさせることで、質の良い研修を提供することができると思います。
■ 動画版
リアル研修は、研修の基本であり王道です。
そして、比較的、どの様な内容でもマッチする実施方法と言えるでしょう。
だからこそ、他の実施方法にできない内容を選ぶことが重要です。
そのため、「講義編」「実習①編」「実習②編」「番外編」の4回に分けてお伝えします。
今回は「実習②編」です。
受講者同士で、あるテーマに関する意見、アイディア、体験等を話し合って、共有するもの
例
良い上司、悪い上司の条件について話し合うもの
脱炭素社会の実現にむけて企業ですべきことについて話し合うもの
受講者同士が、あるテーマに関する事例、体験等を話し合って、意見交換したり、共有したりするもの
例
カウンセリングの事例を共有して話し合うもの
自社の営業の事例を共有して話し合うもの
受講者同士で、ある課題に対して、グループで話し合ったり、共同作業をしたりして、それらの成果などを報告・発表するもの
例
1年後に、売上を1.5倍に伸ばすための方法を考えて、その内容と計画を発表するもの
新商品の魅力を紹介するプレゼン案を考えて、それを実践して発表するもの
他受講者に協力してもらい、特定の状況をアクション・姿勢・距離などで再現し、対人関係や自身の気づきや理解を深めるもの
例
苦手な上司との会話を再現して、互いに気づいたことを話し合うもの
反抗期の子供への声掛けのシーンを再現して、互いに気づいたことを話し合うもの
受講者同士で、体験したこと、学んだこと、気づいたこと等を話し合って、共有するもの
例
傾聴の実習後に、話し手として気づいたこと、聴き手に対して良かった点などを伝えあうもの
営業交渉の実習後に、体験してことや、アイディアなどを伝えあうもの
受講者が、学んだこと・役立った事などを、振り返り記憶の定着化を促すもの
例
講師の講義後に、受講者同士で、役立ったものと活用案などを話し合うもの
研修の最後に、受講者同士で、学んだ内容を、相手が知らない人という想定で説明しあうもの
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川辺 晶弘
▼所属:株式会社チーム医療ラーニングS / 株式会社チーム医療ラーニング
▼資格:公認心理師 / 産業カウンセラー / ICC認定国際コーチ / ICNLP認定NLPトレーナー
▼略歴:1996年より、IT関連会社にて、法人業務支援ソフトウエアの導入・指導・営業業務など、社内において新入社員や部下の教育・指導・相談業務などを行う。2007年より、教育研修会社にて、働く人のメンタルヘルス支援業務、心理療法・コミュニケーション分野の研修の企画・開催、教材の制作業務などを行う。その間、国内外の一流心理療法家の技能と研修ノウハウを学び、現在に至る。